七星文庫について

ご挨拶

 一般財団法人七星文庫は、昭和20年7月5日に山田石油株式会社の創業者である故山田孝太郎氏によって、教育振興、人材育成の篤い思いを込めて設立されました。昭和52年からは、山口県教育庁の認可を受けて山口県出身者を主に対象として、学業・人物ともに優秀な学生で経済的に就学困難な学生に対し、返還義務を課さない奨学金給付の支援を開始しました。

 当財団は、山口県出身の大学生・大学院生への奨学金給付事業、および切手とコインの博物館の展示・研究により文化活動の発展を推進する事業を行うことにより、将来、わが国日本の発展に貢献し得る有能な人材を育成する一助となることを願っています。

 つきましては、当財団の設立の趣旨・目的をご理解いただき格別のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 山田 正敏

事業の概要

 山口県の出身者で、学業成績が優秀でありながらも、経済的支援を必要とする学生に対して、給付型奨学金の支給を行い、社会並びに当地域で活躍していただける人材育成を支援します。

 また、郵便切手、古銭およびコインの蒐集、保存、展示及び研究を通して、将来社会に有用な人材育成に資するとともに、精神文化の向上に寄与することを目的とした活動をしています。

七星文庫について

第一回から第一七四回までの『七星講座』の記録
第一回から第一七四回までの『七星講座』の記録

 財団法人七星文庫は、七星文庫寄付行為。第3条、第1項~第4項の目的をもって基本財産10万円で設立され、1945年(昭和20)7月18日に登記されました。

 七星文庫の事業の始まりは七星講座であり、昭和20年12月1日に、山口県下松市下松教会会堂に於いて、京都帝国大学教授石田憲次博士により「英国憲政の発達について」から、1976年(昭和51)1月27日下松スポーツセンターで、日本キリスト教団彦島教会牧師榎本昭三師まで167回を数え、その後174回まで続けられました。

 1977年(昭和52)3月27日に山口県教育委員会教育長より、財団法人七星文庫寄付行為の変更許可を受け、評議員、理事、監事を決定し、七星文庫寄付行為第3条に第5項を付け加え奨学金制度への第一歩を踏み出しました。

 その後、奨学金資金制度を円滑に進めるために、教育問題について関心と情熱をもった法人、個人に寄付を募り、それを奨学金基金として利息、配当金等で奨学金給付の運営にあたっています。

 2013年(平成25)3月27日付で一般財団法人としての認可を受け、同年4月1日付で「一般財団法人七星文庫」として登記を行いました。

財団概要

名称 一般財団法人 七星文庫
所在地 〒744-0021 山口県下松市大字平田460番地
設立者 山田 孝太郎
理事長 山田 正敏
設立 1945年(昭和20)7月5日
移行認可 2013年(平成25)3月27日

組織・役員

役職 氏名 経歴
理事長 山田 正敏 会社役員
理事 加茂 孝 会社役員
理事 伊賀 浩一郎 会社役員
理事 山崎 龍喜 会社役員
監事 神田 忠二郎 公認会計士
評議員 森田 義男 会社役員
評議員 兼清 則行 会社役員
評議員 金織 俊弘 会社役員